星野監督 自主トレにオーストラリア別荘使え 底上げへ太っ腹

[ 2013年11月22日 05:30 ]

台湾新幹線に乗って台中から台北に向かう星野監督

 楽天の星野監督が21日、オーストラリアのゴールドコーストにある自身の別荘を選手の自主トレの宿舎として開放するプランを明かした。「もし来たいという選手がいたら、その期間はお手伝いだって置いておく。飯なら10人から20人なら食べさせることができる」と話した。

 若手主体で臨んだアジアシリーズは日本チーム初の準決勝敗退。「この苦い経験を若手がどう生かすかだ」とオフの期間が重要だと考えている。1月に仙台の厳冬下での自主トレとなれば、故障のリスクも高い。南半球で真夏のゴールドコーストなら、存分な練習が積める。別荘は10部屋以上あり、寝食付きで、選手の経費削減にもなる。

 「近くには野球場も2つあるし、ゴルフ場で走ればいい」と星野監督。連覇を目指す上で、チーム力の底上げは必須。指揮官がひと肌脱ぐ。

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2013年11月22日のニュース