掛布DC もっと指導したい!オフも“掛布部屋”開放

[ 2013年11月21日 08:51 ]

安芸での秋季キャンプを終え充実の表情で引き揚げる掛布DC

 阪神は20日、高知県安芸市での秋季キャンプを打ち上げた。25年ぶりに阪神に復帰して指導に当たっていた掛布雅之GM付育成&打撃コーディネーター(58、DC)はオフ期間中の12月と、来年1月も若手選手にアドバイスを送りたい意向を明かし、門下生の伊藤隼太外野手(24)からは大阪府内の自宅での“掛布道場”の開講を懇願された。

 一本締めとともに、充実の表情がにじみ出た。1日から始まった秋季キャンプ。選手と間近で接し、初指導した掛布DCにとって、この20日間は収穫しかなかった。

 「非常に楽しみな選手が多いのにビックリした。可能性があるというかね。選手一人一人が課題を持っていたと思うし、それに対し監督、コーチも手助けできた部分はあったと思います」

 あの選手もこの選手もと、全員がMVPと言わんばかりに野手陣の名前を列挙した。賛辞の言葉が次々とあふれ出たのは、想像以上に魅力ある選手が多かったから。未来ある若虎を一人前に育て上げたい-。キャンプを終えたばかりだが、まだまだ物足りなかったのか12月と来年1月の“おかわり指導”を示唆した。

 「若い人のスケジュールも聞いていないけど、時間があれば行ってあげることは可能なので。また(中村)GMと話して決めたい」

 野球協約上、監督やコーチが選手を拘束して指導できるのは11月末日まで。打撃コーディネーターという立場上、これには抵触しないが、報道陣に逆取材するほどの真剣ぶりだった。

 「(コーチは)グラウンドに行って教えることはできないけど…話すのはいいのかな? グラウンド外で、食事とかは? ユニホームを着てグラウンドでというのはダメなの? じゃあ見るだけはいいのかな?」

 鳴尾浜だけではとどまらなかった。教え子の一人の伊藤隼から「オフ期間、自宅に行ってスイングを見てもらっていいですか」と弟子入りを志願された。「もちろん」と快諾したという。自宅にはスイングルームがあるといい、これぞまさに掛布部屋。キャンプ中もホテルの一室を素振り部屋にし、日替わりでマンツーマン指導にあたった。

 「僕がこっちにいる時は、(伊藤隼は)皆勤で教えました。ボールに合わせて打ちにいってたから、自分の間合いで打て、(フォームを)崩すな、と。金本は自分のタイミングで引きつけて打っていたでしょ…、と話し合って意見も一致した」

 そのまなざしは、選手以上に真剣だった。

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