ソフトB スタンリッジ獲りへ!大竹に“フラれ”方針転換

[ 2013年11月21日 05:30 ]

阪神を今季限りで退団したスタンリッジ

 広島からFA宣言した大竹の巨人入りが決定的になったことで、ソフトバンクが、阪神を今季限りで退団したジェイソン・スタンリッジ投手(35)の獲得に乗り出すことが20日、分かった。

 スタンリッジは07、08年にソフトバンクに在籍。10年に阪神に移籍し、今季は8勝12敗ながら日本在籍の6年間で通算42勝を挙げている。外国人枠の問題もあり、阪神を退団となったが、今季の防御率は大竹(3・37)を上回るリーグ3位の2・74と抜群の安定感を見せた。

 今季チームで2桁勝利は15勝(8敗)の摂津だけと先発の補強は最優先課題。球団関係者は「国内の実績がある投手には特に注目する」と今オフは国内重視を打ち出し、中田賢や大竹のFA組の争奪戦にも参戦してきた。近日中に本格的な交渉がスタートするとみられるが、国内では楽天なども獲得に興味を示している。ただ、ソフトバンクはスタンリッジ自身が福岡に愛着が強いとの情報もキャッチしており、6年ぶりのチーム復帰となるか、注目される。

 ◆ジェイソン・スタンリッジ 1978年11月9日、米アラバマ州生まれの35歳。97年ドラフト1巡目でデビルレイズ(現レイズ)入団。01年にメジャーデビュー。その後、レッズなどでメジャー通算80試合、3勝9敗、防御率5・80。07年途中から08年までソフトバンクに在籍。09年はマーリンズ傘下マイナーでプレー。10年4月に阪神入団。1メートル91、110キロ。右投げ右打ち。

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2013年11月21日のニュース