野球ソフト「可能性ある」 20年東京五輪での復活 バッハIOC会長

[ 2013年11月20日 18:17 ]

 国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長(59)は20日、東京都内で共同通信のインタビューに応じ、2020年東京五輪での野球とソフトボールの実施競技復活について「可能性はある」と述べた。招致と同じ「オールジャパン態勢」での開催準備や、五輪開催による東日本大震災からのさらなる復興、中国や韓国との関係改善を期待した。

 午後には国会内で安倍晋三首相と会談。安倍首相は「五輪成功に向け、オールジャパンで全力を傾けている」と伝えた。

 五輪憲章で実施競技は大会の7年前までに決定すると定められているが、同会長はインタビューで「合意があれば変更できる。7年ルールは障害とならない」と明言。12月の理事会、来年2月にソチで開かれる総会での話し合いを踏まえ「委員会か作業部会で検討する」と具体的な手順にまで踏み込んだ。

 野球とソフトボールは08年北京五輪で実施されたのを最後に五輪から除外された。20年五輪の競技を決めた9月のIOC総会で最終候補に残ったがレスリングに敗れた。

 五輪の開催準備について「招致で見せたチームワークがあれば、東京と日本は素晴らしい五輪を開催できるだろう」と話し、五輪が東日本大震災からの復興にも寄与するとの考えを示した。

 整備費の増大が議論を呼んでいる新国立競技場については、都内で開いた記者会見で「重要なのはスポーツ施設の役割を果たすこと。(必要な)機能が必ず確保されると考えている」と話した。

 ドイツ人のバッハ会長は9月の総会で第9代会長に就任。東京五輪に向けて関係各方面に協力を要請するため、19日に来日した。

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