マー君“楽天ラスト”「長い1年だったと思います」

[ 2013年11月20日 05:30 ]

<楽天・統一>決勝進出を喜ぶ統一の選手たちとあいさつを終えて引き揚げる田中

アジアシリーズ準決勝 楽天1―4統一

(11月19日 台中洲際)
 マー君の2013年が終わった。B組1位の楽天は、準決勝でA組2位の統一(台湾)に1―4で敗れ、日本勢では初めて決勝進出を逃した。登板機会がなかった田中将大投手(25)は今オフにメジャー挑戦する可能性もあり、この試合が楽天の一員としての最後の試合となる可能性もある。なお、20日の決勝は統一とキャンベラ(オーストラリア)がともに初優勝を懸けて対戦する。

 長く、熱い1年が終わった。試合後、田中はナインとともに一塁ベンチ前に整列。現地のファンに頭を下げて感謝の意を伝えた。帰りのバスへと向かう通路では「スタンドからの“田中”という声は耳に届いていました。長い1年だったと思います」と静かに振り返った。

 台湾球界関係者らの熱いオファーもあり、当初は国内でオーバーホールする予定を変更して今大会に参加。現地に到着した13日には、台北の空港で現地メディアにもみくちゃにされた。チームの投手交代時にはスタンドから「田中!」の声が上がるなど登板を期待するファンは多かったが、シーズンの激闘による疲労もあり登板することなく大会を終えた。

 今オフにポスティング・システム(入札制度)を利用してメジャー挑戦する可能性が高いが、現在は同制度が失効中。これまでは「まだ何も話せません」と繰り返してきたが、立花陽三球団社長は「アジアシリーズが終わってから田中投手と一回話す」としており、21日に帰国後、早ければ22日にもメジャー挑戦について両者で会談する可能性もある。

 レギュラーシーズンを含め158試合を戦い抜いたチームの2013年は終わった。仮に今オフに海を渡れば、エースにとってこの試合がチームのユニホームを着ての最終戦となる。田中にとって一つの区切りはついた。 

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