前巨人のＯＢ谷が激励！大商大・吉持　延長Ｖ犠飛　３１年ぶり白星

＜大商大・近畿大工学部＞１０回１死満塁、サヨナラ犠飛を放ち、ガッツポーズをする大商大の吉持

明治神宮野球大会第３日大学の部準々決勝 大商大２―１近大工学部

（11月18日 神宮）
　大商大が激戦の末に３１年ぶりの勝利をもぎ取った。

　延長１０回１死満塁のタイブレークから吉持が決勝の中犠飛。「執念で打ちました」と胸を張った。試合前のロッカールームでは、前巨人でＯＢの谷から「優勝を目指して頑張ってくれ！」と激励された。この日、９回１１奪三振１失点と好投した先発の近藤は「憧れの先輩でしたから」と谷の前での勝利に感激した様子だった。

　▼近大工学部・右近理監督（サヨナラ負けに）選手は追いつく意地は見せてくれた。勝負強さの差が出た。一つ勝ったことを自信にしたい。