DeNA2軍トレーナー 喫煙で解雇 選手以外でも厳罰

[ 2013年11月16日 05:30 ]

 DeNAが球団スタッフとの契約で禁じている業務中の喫煙行為が発覚したとして、2軍トレーナーを契約解除していたことが15日、分かった。

 球団関係者によると、2軍トレーナーは、宮崎で行われていた10月上旬の秋季教育リーグ(フェニックス・リーグ)の業務中に喫煙。違反行為を知った球団に命じられて横浜に強制送還され、数日間の自宅謹慎の後に契約解除を言い渡されたという。「仕事熱心な人だった。“少しでも体がおかしいなと思ったらいつでも言ってほしい”と声を掛けてくれた」と話す選手もいたが、球団は「厳罰」を下した。

 DeNAは球団スタッフ、新人選手の禁煙を義務づけており、昨年10月には「禁煙セミナー」を開催。中畑監督、コーチ、選手らが出席し、専門医から喫煙が引き起こす病気や、運動能力への影響について説明を受けた。しかし、飛雄馬が同セミナーを受講した直後のフェニックス・リーグで喫煙したとして、同じくルール違反などがあった北方、渡辺雄、西森の新人3選手とともに宮崎から帰京させられた経緯がある。その1年後に再び、規則違反が発覚。選手ではないが、2軍トレーナーも「対象外」とはならなかった。

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2013年11月16日のニュース