マー君どうなる?大リーグが新入札制度取り下げ、修正案提出へ

[ 2013年11月15日 05:58 ]

記者会見する米大リーグ機構のマンフレッドCOO

 米大リーグ機構のマンフレッド最高執行責任者(COO)は14日、日米間で合意に達していたポスティングシステム(入札制度)の新制度を取り下げ、修正案を提出することを発表した。修正案の作成に数週間を想定しており、入札制度でのメジャー挑戦が注目されるプロ野球楽天の田中将大投手の動向に影響を及ぼしそうだ。

 オーナー会議の行われたフロリダ州オーランドで記者会見した同COOは「日本の総意が出るのに時間がかかりすぎて、情勢は変わった」と説明した。

 日米で合意していた新制度では、旧制度で最高入札額を得ていた日本の球団が、最高額と2番目の間となる金額を得る点などが変更されていた。18日に開かれるプロ野球の実行委員会での承認を得て正式に決定する流れだった。

 同COOによると、14日午前の時点で日本からの通知がなく、同日開かれた30球団のオーナー会議で修正案を提出することが決まったという。(共同)

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