ヤング侍1―0完封!三嶋―松葉―井納―益田は3連続K締め 

[ 2013年11月10日 21:56 ]

<台湾・日本>8回1死、左翼線二塁打を放ち滑り込む岡

 侍ジャパンは10日、台湾・天母球場で台湾代表との強化試合第3戦。今季6勝を挙げたDeNAのルーキー右腕・三嶋が先発マウンドに立った。 先発オーダーは1番から岡島(楽天)、梶谷(DeNA)、銀次(楽天)、中田(日本ハム)、浅村(西武)、丸(広島)、川端(ヤクルト)、炭谷(西武)、菊池(広島)

 初回は台湾先発・郭俊麟の前に3者凡退に終わった。その裏、菜ウンドに上がった三嶋の制球が定まらない。いきなり連続四球で無死一、二塁。だが、捕手の炭谷が二塁走者をけん制で刺す。このプレーに救われた三嶋は3番打者を遊飛、4番・陽岱鋼を投ゴロに打ち取り、ピンチを切り抜けた。

 2回、日本は4番・中田が三振に倒れたが、浅村がチーム初安打を中前へ。だが、浅村は盗塁死。丸は三振で、結果的には3人で攻撃を終了した。三嶋は中前打に犠打、四球で1死一、二塁とまた走者を背負ったが、林旺衛を遊ゴロ併殺に仕留める。

 3回、川端は二ゴロ、炭谷は見逃し三振の2死後、菊池が中前打。二盗に成功し、バッテリーエラーで三塁へ。岡島が右前適時打を放ち、日本が3連戦で初めて先制した。三嶋も援護に応え、台湾打線を初めて3者凡退に。

 4回、中田が三遊間を破り、出塁。浅村は二ゴロに倒れ1死一塁に。だが、丸は1ゴロ併殺で結局3人で攻撃終了。その裏、1死後、日本ハムでの試合で流れる応援歌に乗り、陽岱鋼が右前打。だが、台湾はあとが続かず、スコアボードに0が並んだ。

 5回、川端は左飛、炭谷は三振、菊池は左飛。松葉(オリックス)が日本2番手のマウンドに。三振、二ゴロ、遊直で切って取る。

 6回、1番の岡島からの好打順だったが3者凡退。松葉は2回を投げ、1人の走者も許さない。

 7回も日本は3人で攻撃終了。台湾は陽岱鋼が、梶谷の悪送球で出塁。きっちり送って1死二塁に。次打者の二ゴロで三塁まで進まれたが、代打・陳俊秀は二ゴロ。1―0が続く。

 8回先頭の川端は遊ゴロ。炭谷に代わり、日本ハムに3位指名された岡大海(ひろみ=明大)が左へ二塁打。9日練習中に打球を顔面に当てた今宮(ソフトバンク)が代走に。菊池は外角の変化球に手が出ず見逃し三振。岡島は内野ゴロだったが、二塁の林瀚が悪送球。一、三塁に。代打は秋山(西武)は見逃し三振。日本、追加点ならず。その裏から主将の嶋がマスクをかぶる。またまたルーキー!井納(DeNA)がマウンドへ。右翼への打球は岡島が惜しくもキャッチならず。無死一塁。次打者の送りバントは投手への小フライに。中飛、遊ゴロでスコアボードの台湾の0が8個並んだ。

 9回、銀次は二ゴロ、中田は左飛の2死から浅村が一、二塁間を破り出塁。丸は中堅へ大飛球を放つが、惜しくもキャッチされる。そして1点差のマウンドにロッテの守護神、最多セーブの益田が上がる。台湾の攻撃は3番からの好打順だったが、3者連続三振で1点を守り切り、小久保ジャパンが3連勝を飾った。

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