マエケン マー君と並ぶ3度目Gグラブ「毎年獲りたい」

[ 2013年11月8日 06:00 ]

ティファニー広島八丁堀福屋店のオープンセレモニーに参加しタキシードに身を包み、すみれ(左)とポーズを取る広島・前田健

 守備のベストナインを表彰する三井ゴールデングラブ賞が7日に発表され、セ・リーグ投手部門で広島・前田健太投手(25)が2年連続3度目の受賞となった。エースは自身と初受賞した菊池、丸の存在を含め「守備はカープの強い部分」と強調。守り勝つ野球を遂行し、リーグ優勝トロフィー獲得と、日本シリーズ進出を来季目標として掲げた。

 守備の名手としての評価を、右腕は心から喜んでいた。セ投手では06、07年の中日・川上以来6人目、チームでは08、09年の栗原(一塁手部門)以来となる、2年連続の受賞。マツダスタジアムでの会見で声を弾ませた。

 「守備は自信を持ってやっている部分。そこを評価されたのは嬉しい。投げるだけの投手は好きじゃない。このタイトルは毎年獲りたい」

 フィールディングやけん制などに秀でた能力を持つ右腕。ただ、今季に限ればリーグ最多の4失策を犯し、守備率・922は規定投球回をクリアしたセ投手陣で最下位の17位に甘んじる。だからと言って、巧者のイメージは変わらない。

 「胸もとへのけん制ではなく、足もとを狙い、(走者を)刺しにいった結果のエラーもある。数字じゃない部分で評価され、いい印象を与えられているのかな…と」

 勝負した結果のミス。18失策を犯しながら、二塁手部門で初受賞した菊池もしかり…だ。右腕は丸の名前も挙げながら、「キクと丸にはよく助けてもらった。チームから3人選ばれるのは光栄なこと。守備はカープの強い部分」と胸を張った。

 16年ぶりにAクラス浮上を果たし、クライマックスシリーズに初出場した今季。この経験をステップボードに、来季は23年ぶりのリーグ制覇への期待が膨らむ。この日、前田健は別のイベント会場でV獲りへの思いを口にしていた。

 高級宝飾店ティファニー・アンド・カンパニーが広島の百貨店・福屋で開いた店舗改装セレモニーに参加。セ・リーグの優勝トロフィーがティファニー製と知ったという右腕は「すごく縁を感じる。来年はトロフィーを手にできるよう頑張りたい」とキッパリだ。

 10月31日には解説の仕事で訪れた東京ドームで日本シリーズを初観戦。「この舞台でやってみたい。その気持ちが強くなった」とも。そのためにも守り勝つ。「来季は失策をゼロにしたい」。チームの“強い部分”を生かし、エースはセ界の頂点到達を誓っている。

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