持ち味違うサイ・ヤング賞3候補…米報道ではシャーザー本命

[ 2013年11月6日 11:23 ]

 ア・リーグのサイ・ヤング賞候補に残った実力者3人のうちダルビッシュは最多奪三振、シャーザーは最多勝のタイトルに輝き、岩隈は個人成績の各項目で上位につけた。それぞれ持ち味が違う中で、米メディアではシャーザーを本命視する向きが多い。

 防御率では岩隈がリーグ3位の2・66、ダルビッシュは4位の2・83で、2・90のシャーザーは5位。投球回は岩隈が3人の中で最多の219回2/3を投げ、シャーザーは214回1/3、ダルビッシュは209回2/3だった。奪三振は277個で最多のダルビッシュが、240個のシャーザーに大差をつけた。

 シャーザーの強みは開幕13連勝の勢いで積み上げた勝ち星で、21勝は岩隈の14勝、ダルビッシュの13勝を大きく上回る。また、1イニング当たりに許した走者数を表し、安定感を示すWHIPでも0・97でリーグトップ。岩隈は1・01で2位、ダルビッシュは1・07で3位だった。(共同)

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2013年11月6日のニュース