明大・柳 15K無四球完封!4季連続Vに王手

[ 2013年11月6日 06:00 ]

<早大・明大>15奪三振で完封勝利を飾った明大・柳

東京六大学野球 新人戦準決勝 明大1―0早大

(11月5日 神宮)
 準決勝2試合が行われ、明大の柳裕也投手(1年)が早大相手に3安打15奪三振無四球で完封勝利。チームは新人戦4季連続優勝に王手をかけた。また、法大が立大を逆転で下した。6日は早大―立大の3位決定戦、明大―法大の決勝戦が行われる。

 明大の横浜高出身の柳が、奪三振ショーを演じた。5回まで一人の走者も許さない完全投球。6回に初安打を許したが終わってみれば3安打15奪三振で完封。119球を投げきり「調子は結構良かった。三振はこんなに取ったことはない。野球人生で一番多いかもしれない」と笑顔を見せた。140キロ台中盤の直球を軸に「大きい曲がりと小さい曲がりで握りを変える」という2種類のカットボールを両コーナーに制球。無四球のおまけつきだった。「六大学に来てレベルの高さを痛感している。もっと頑張らないと」と話す1年生に、善波達也監督は「柳は変化球でも腕が振れる。いい成長ぶりだった」と目を細めた。

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2013年11月6日のニュース