“Kスタの次”募集開始 期間は12月4日まで

[ 2013年11月5日 19:54 ]

 宮城県は5日、日本製紙(東京)が保有している楽天の本拠地、県営宮城球場の愛称の命名権(ネーミングライツ)について、全国の企業を対象に新たなスポンサーの募集を始めたと発表した。期間は12月4日まで。

 日本製紙が年内で満了する契約を更新しないためで、2008年から親しまれた「日本製紙クリネックススタジアム宮城(Kスタ宮城)」の愛称は今年いっぱいで変更される。

 製紙業界の厳しい環境が背景にあるとみられ、村井嘉浩知事は5日の記者会見で「経営上の判断から(撤退になったの)ではないか。残念に思う」と述べた。

 契約期間は14年1月1日から原則3年以上、金額は年2億円以上。愛称や略称に「宮城」を入れることなどを条件にし、スポーツ支援や青少年の健全育成に力を入れている企業を想定している。

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2013年11月5日のニュース