巨人の補強ポイントは?二塁が弱点…寺内&中井起用も固定できず

[ 2013年11月5日 08:01 ]

09年7月、オールスター第2戦で原監督(左)とグータッチする井端

 近年の巨人は、二塁手を固定できていない。過去5年で100試合以上先発したのは、11年の藤村のみだ。若手の成長を促すために、今季もメジャーで二塁手の経験のあるロペスを一塁で起用し続けたが、レギュラーと呼べる存在は出てこなかった。

 右の先発投手も補強ポイントだ。今季は先発ローテーションとして期待した宮国、沢村が振るわず、小山、笠原ら若手も力を出し切れなかった。そのため、国内ではFA権を持つ広島・大竹の調査を進める一方で、外国人投手の獲得も視野に入れている。また原監督は「左のパワーヒッター」の強化も口にしている。

 同じく捕手の育成も近年の課題だったが、今秋ドラフトで阿部の後継者候補として、日本生命の小林を1位指名。将来を見据えて鍛えていく方針だ。

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2013年11月5日のニュース