銀次&嶋&岡島 日本一トリオを侍追加招集 いずれも初選出

[ 2013年11月5日 06:00 ]

ファンに手を振る銀次

 歓喜の日本一から一夜明け、朗報が届いた。侍ジャパンの追加メンバーが発表され、楽天からは銀次、嶋、岡島の3人が新たにメンバー入りした。

 今季は3番としてリーグ4位の打率・317を残した楽天・銀次は「隙がなくて、相手の隙を突く、日本らしい野球をしたい。熱く攻めの野球も見せたいです」とさっそく8日からの台湾戦に向け意気込んだ。

 黒い短髪で無骨な雰囲気を漂わせる25歳。自身の名前と同様、今年6月に生まれた長男も日本人らしく「虎次郎」と名付けた。「好きな武士は?」という問いには「渡辺謙です」と冗談とも本気ともつかない真顔で即答。03年に公開された日本人の武士道を描いた大ヒット映画「ラストサムライ」でトム・クルーズと共演したことも話題となった名優のように、侍ジャパンでも存在を輝かせる。

 今季は正捕手としてエースの田中を好リードするなど精神的支柱として日本一に貢献した嶋も、侍ジャパン入り。主将候補にも挙げられる中、「自分が最年長なのでチームを引っ張るつもりで自覚を持ち、自分のやるべきことに全力で挑み、しっかり自分の役割を果たしたい」と言葉に力を込めた。

 捕手登録ながら今季途中から外野のレギュラーに定着し、リーグを代表するリードオフマンに急成長した岡島は「周りの方々から良いところをたくさん吸収したいです。全力でプレーして全力で勉強します」と力強く宣言。新たに加わった「3人の侍」が、小久保ジャパンの先頭に立つ。

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