歓喜の頂点　オーナー「素晴らしい」松井「チームみんなで勝てた」

＜楽・巨＞星野監督がついに日本一の舞い

日本シリーズ第７戦 楽天３―０巨人

（11月3日 Ｋスタ宮城）
　▼楽天・三木谷浩史オーナーの話　（田中の登板は）まさかと思ったけど、素晴らしい。（この９年は）長かったような、早かったような感じ。常に優勝争いができる体制づくりをしていきたい。

　▼松井　美馬がよく頑張ってくれたと思うし、チームみんなで勝てた日本一だと思う。実感はこれからどんどん湧いてくるでしょう。取りあえず今はほっとしたというのがある。

　▼田中　最後にこうしてチャンスがもらえたので、しっかり締めたいという気持ちでいった。ものすごくこみ上げてくるものがあって、歓声をいただけたのはありがたかった。

　▼美馬　重圧は感じなかった。緊張はあまりない。嶋さんに引っ張ってもらったおかげ。

　▼則本　やったという感じ。家族に伝えます。疲れは全然ない。

　▼嶋　こういう大舞台でいつも以上の力を発揮できたのはすごいことだし、本当にいい経験になったので来年からに生かしたい。

　▼銀次　これで東北の皆さんに元気や勇気が届いたのかなと思う。もっともっと努力して監督を２年連続の日本一にしたい。

　▼岡島　チャンスをもらえて一試合一試合、必死にやってきてこの瞬間につながった。本当に最高。

　▼聖沢　７試合、競った試合で体も心も疲れていた。やっと終わってうれしいというか、ホッとした。

　▼辛島　最高です。自分はいっぱい、いっぱいで、何とか後ろにつなぐだけでした。

　▼藤田　トレーナーに感謝です。試合に出られるように治療してくれた。それがなかったら、ここまでできなかった。

　▼マギー　自分の成績は思い通りじゃなかったが、チームが勝つことが第一。星野監督を胴上げできたのがすべて。

　▼小山伸　いろいろありましたけど良かった。この場所に居られたことが最高。

　▼枡田　日本一の場に居られたのはすごいことだし、人生一番の思い出。それをこれからに生かしたい。

　▼島内　日本一の輪に入れて最高。こんなにビールかけが楽しいとは思わなかった。

　▼釜田　リーグ優勝の時は（まだ２０歳の誕生日前で）ビールかけできなくて全力で喜べなかった。ことし１年、チームとしてはうれしい。でも、個人としては悔しさも寂しさもあった。

　▼ジョーンズ　キャンプの時から優勝するのが目標だった。この優勝は仙台市、東北にささげたい。１年間、すごく熱い声援を送ってくれた。（日本一は）チームとして勝ち取ったもの。自分の前後を打つ選手もいい仕事をした。

　▼牧田　まさか日本一が決まる試合で本塁打が打てるなんて。今季はつらかったけど報われた。（球団の）創設メンバーの僕と中島さんを使ってもらって良かった。

　▼斎藤　東北に日本一を、微力ながらこうやって届けることができた。監督、コーチ陣にもいろんな配慮をしてもらいながら、１年プレーさせていただいて感謝の思いでいっぱいです。