白バスに勝利の思い込めて 仙台交通が巨人に粋な計らい

[ 2013年11月3日 07:56 ]

<楽・巨>お立ち台で帽子を振る原監督

日本シリーズ 巨人4-2楽天

(11月2日 Kスタ宮城)
 巨人の原監督はこの日午後3時40分頃、仙台市内の宿舎ホテルをチームの2便目のバスで出発した。

 日本シリーズに入ってから巨人選手の移動バスは、仙台交通が担当。この日、原監督が乗車したバスには白星への思いが込められていた。日本シリーズが始まってから選手の移動バスは濃いグリーンだったが、この日は2便目だけ白いボディー。仙台交通が白星を願って、白いバスを配したのだ。思いが通じ3勝3敗のタイで逆王手。かつて長嶋終身名誉監督が94年10月8日の同率首位の中日との最終決戦を「国民的行事」と言った。3日の第7戦。原監督が「世紀の一戦」と言った戦いで終止符が打たれる。

続きを表示

2013年11月3日のニュース