マー君 “ダル超え”ポスティング史上最高額99億円争奪戦か

[ 2013年11月3日 07:18 ]

<楽・巨>3回1死一、二塁、長野を遊ゴロ併殺打に打ち取り、吠える田中

 楽天が、田中将大投手(25)の今オフのポスティング・システム(入札制度)を利用してのメジャー移籍を容認する方針を固めたことが2日に判明。米ヤフースポーツ(電子版)は1日(日本時間2日)、田中について「日本球界のエースは史上最高額になる可能性がある」と報じた。

 これまでは、レンジャーズが11年12月に日本ハム・ダルビッシュを落札した5170万ドル(約40億円=当時)が最高だったが、あるナ・リーグの球団幹部は「ポスティングの金額だけで1億ドル(約99億円)に達する可能性がある」と指摘。別の球団幹部も7500万ドル(約74億2500万円)前後とみているという。

 田中の相場が急騰している理由として、大リーグ球団がテレビの放映権料のアップなどにより、財政的に潤っていることを指摘。さらに、入札金はぜいたく税の対象にならないこと、米国内のFA選手を獲得する場合と違い、ドラフト指名権を譲渡する必要がないことなどを挙げている。入札を希望する球団としてヤンキース、ドジャース、カブス、ジャイアンツの名前を挙げ、田中の投球については「148キロ前後の速球と世界屈指のスプリットを投げる」と紹介している。

 現時点でFA市場の先発投手では田中の評価はNo・1。入札後の契約もダルビッシュの6年総額6460万ドル(約49億7420万円=当時)を上回る可能性が高い。

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2013年11月3日のニュース