「インステップ」修正に藤浪本格着手「違和感ない」

[ 2013年11月3日 06:00 ]

クロスステップ修正のため、ロープを引いてネットスローする藤浪(左は中西投手コーチ)

  阪神・藤浪晋太郎投手(19)が2日、課題とされていた「インステップ」の修正に本格着手した。

 黄金右腕に“メス”が入った。安芸ドームで行われた個別練習で、中西投手コーチから密着指導を受けた。左足の着地が三塁側にクロス(インステップ)する原因として(1)右膝が折れる(2)プレートを踏む際に右斜め方向に足をかけてしまう、という2点を指摘された。この日はそれらの修正ポイントを意識して約30分、ネットピッチで64球を投げた。

 「具体的に言うのは難しいですけど、体重の移動の仕方。今のところは違和感はないですね。もともとそういう(修正ポイントを意識する)イメージもあった。毎回できるわけじゃないので固めていきたい」

 中西投手コーチも「(右膝が)折れてしまうと三塁側に向いてしまう。プレートの踏み位置も並行に入るようにな。徐々に(インステップも)戻ってくる。キャッチボールから意識させて」と今後も1日おきにフォーム修正に取り組ませる考えを口にした。

 弱点克服の近道になる。インステップを直すことができれば、シュート回転していたボールが減り、右打者の外角低め、いわゆる「原点」への制球力が上がる。同コーチは「左の懐のボールが効いてくる」と説明するように今季、被打率・283と、右の・194に対して苦手としていた左打者対策にも効果を発揮することは間違いない。

 この日は体のケアを行うため、他の投手陣より早く球場を後にした。「肩をぶっ壊したんで帰ります」と冗談を飛ばしてタクシーに乗り込んだ19歳。充実感たっぷりの表情が「進化の秋」を感じさせた。

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