王手かけ本拠地で田中 星野監督描いた最高のシナリオに

[ 2013年11月1日 08:22 ]

<巨・楽>お立ち台でファンの声援に応える星野監督

日本シリーズ 楽天4-2巨人

(10月31日 東京D)
 仙台での日本一へ、田中で決める。最高のシナリオが整った。楽天の星野監督は試合前に「選手は脚本も書いて、役者になって絵も描けるようにならないと。力がないと絵は描けないからな」と語った。

 その最高の形が出来上がった。筋書きがないのが野球。だが、シリーズ前からこの状況を思い描いていたかもしれない。そして、勝利監督インタビューでも闘将らしく言った。「シリーズで3度(藤田2、岡島1)もジャイアンツにぶつけられとる!」と声を荒らげ、敵地で大歓声を浴びた。「お立ち台ではスタンドと会話する感覚で、心と心のキャッチボールがどれだけできるかや」。日本一のお立ち台でも闘将節は聞ける。

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2013年11月1日のニュース