杉内 まさか最短1回2/3KO “シリーズ男”が4失点

[ 2013年10月30日 06:00 ]

<巨・楽>2回、ピンチを迎え汗を拭う杉内(中央)

日本シリーズ第3戦 巨人1―5楽天

(10月29日 東京D)
 2年越しのマウンドでは厳しいものが待っていた。巨人・杉内は1回2/3を投げ、6安打4失点KO。プロ12年目で最短の背信投球を大舞台で演じてしまった。

 「何もない。切り替えます」。厳しい表情のまま足早に帰路に就いた。

 初回に続いて2回も先頭打者に出塁を許した。流れに乗れず、連打と四球で2死満塁。藤田に137キロ直球を左中間に先制の適時二塁打された。続く銀次にも右翼フェンス直撃の2点適時打。さらにジョーンズに四球を与え、降板となった。

 移籍1年目の昨季は、左肩違和感でポストシーズン(PS)に登板できず。「チームメートに、監督にも迷惑をかけてしまった」。今年は開幕前に原監督とPSでの登板を目標に立てた。休養日でも肩のストレッチと治療は欠かさなかった。

 過去4戦3勝と相性が良かったはずの日本シリーズ。この日の球数は56球。第7戦までもつれれば、雪辱のマウンドに上がれる可能性は残っている。

 ≪連勝止まる≫先発の杉内(巨)が1回2/3を4失点でシリーズ初黒星。初登板からの連勝は3で止まった。杉内の公式戦での先発最短降板はダイエー時代の04年6月1日ロッテ戦の2回(7失点)。ポストシーズンでは09年CS第1Sの対楽天(1)戦での2回2/3(7失点)が最短で、この日がプロ最短KOとなった。シリーズで巨人の先発投手が2回未満で降板したのは、09年日本ハム第6戦の東野の2/3回(打球を受けて降板)以来延べ16人目。その試合にチームは3勝13敗となかなか勝てない。

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