上原、悪夢のサヨナラ負け…三塁手の走塁妨害で決勝点失う

[ 2013年10月27日 13:11 ]

カージナルス戦の9回、三塁手の走塁妨害で二走クレイグ(手前)にサヨナラの生還を許すレッドソックス・上原

 米大リーグ、レッドソックスの上原は26日(日本時間27日)のセントルイスで行われたカージナルスとのワールドシリーズ第3戦に9回途中から6番手で登板したが、チームは4―5でサヨナラ負けを喫し、通算成績は1勝2敗となった。

 上原は4―4の9回1死一塁の場面でマウンドへ。代打グレイグに左翼線二塁打を許し、二、三塁とピンチを広げた。続くジェイを二ゴロに打ち取り、三走が本塁でタッチアウト、。ところが、捕手のサルタラマッキアが三塁へ悪送球。左翼手がバックアップして本塁に送球、タイミングはアウトだったが、クレイグが本塁へ向かう際に三塁手のミドルブルックスと接触し転倒、これが走塁妨害と判断され、生還が認められた。上原にとっては悪夢のような結末となった。上原は1/3回を投げて1安打無失点。負けは付かなかった。

 先発はカージナルスは25歳のケリー、レッドソックスはメジャー12年目のピービで、ともにWシリーズ初登板。レッドソックスは初回に2点先制されたものの、5、6回に1点ずつ返し、同点に追いついたが、7回無死一、二塁で登板した田沢がホリデー左翼線へ適時三塁打を浴びてカージナルスに2点勝ち越しを許したものの、直後の8回に2点を返し、同点に追い付いていた。

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