長野 不穏な空気振り払う先制V打「食らいついた」

[ 2013年10月27日 06:00 ]

<楽・巨>楽天に勝利し、ハイタッチする長野(中央)ら巨人ナイン

日本シリーズ第1戦 巨人2―0楽天

(10月26日 Kスタ宮城)
 赤手袋の柴田勲ではない。白と黒のツートンカラーの手袋をはめた1番・長野が先制点をもたらした。

 0―0の5回1死一、三塁だった。直前には9番・橋本の二ゴロで、三塁走者・坂本が本塁で憤死。不穏な空気を振り払わなければならない場面でもあった。初球はボール。その後は積極的に振った。空振りと2球連続ファウルで、1ボール2ストライクとなって、「バットに当てれば何とかなると思って、食らいついた」と外角に甘く入った145キロ直球にバットをぶつけた。打球は一、二塁間を抜け、均衡を破る適時打となった。

 「内海さんが頑張っていたので、うれしかった」。打線は4回まで則本の前にわずか1安打と抑えられていただけに、数少ないチャンスを生かせたのは大きかった。

 ≪2度目の勝利打点≫長野(巨)が5回に決勝点となる先制適時打。日本シリーズで長野の勝利打点は初出場の昨年日本ハム第2戦で先頭打者本塁打を放って以来2度目になる。長野は昨年24打数9安打の打率・375、2本塁打だったが、走者を置いた場面では8打数無安打1死球。通算10打席目でようやく出た初安打が、価値ある決勝打となった。

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