西武ドラ1・森、早くも1軍スタート内定!英才教育へ

[ 2013年10月27日 06:00 ]

西武1位指名の大阪桐蔭・森

 黄金ルーキー故の「英才教育」だ。西武からドラフト1位指名された大阪桐蔭・森友哉捕手(18)が、来春キャンプで1軍スタートすることが早くも内定した。

 即戦力投手の指名を回避してまで単独指名した高校No・1捕手。鈴木葉留彦球団本部長は「打てる捕手というのはなかなか出てこない。20年に1度の選手。炭谷の後継になってほしい。いろいろ勉強は必要だけど、彼のセンスからいったら、そんなに時間はかからないと思う」と評価。球団の最大級の期待を受けて、伊原監督ら首脳陣もキャンプ1軍メンバーに入れる意向を固めているという。西武の高卒新人野手でキャンプ1軍スタートはくしくも05年の炭谷以来、9年ぶりとなる。

 1メートル70と小柄ながら高校通算41本塁打を放ったパンチ力抜群の打撃が何よりの魅力。2軍時代に大阪桐蔭出身の中村、浅村らを育てた田辺1軍打撃コーチは「大阪桐蔭は放牧でいいの。天然モノだから。おかわり(中村)も浅村もそうだった。いじらない方がうまくいく」と、キャンプでも本人がプロの壁に当たるまではフォーム矯正などは施さない方針だ。

 指名直後に「まずはレギュラーを獲って、将来的にはクリーンアップを打てるようになりたい。炭谷選手に近づきたい」と抱負を語った森。近未来の正捕手が、大きな期待を背にキャンプでその第一歩を踏み出す。

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2013年10月27日のニュース