異例のスカウト抽選で当たり 松田オーナー「おまえで外れたら納得」

[ 2013年10月25日 08:02 ]

抽選を行った、田村スカウトからの電話に笑顔の大瀬良大地

2013年ドラフト会議

(10月24日)
 広島の1位、九州共立大の大瀬良大地投手(22)をヤクルト、阪神との競合で引き当てたのは、大瀬良を5年間見続けてきた田村恵スカウトだった。

 広島での現役時代は捕手で全力プレーが身上だった田村スカウト。引退後、地元の九州地区担当スカウトを任され、09年には同年のセンバツで優勝した清峰の今村を1位で獲得。その夏の長崎大会準々決勝で今村を破ったのが長崎日大の大瀬良で、密着マークを続けてきた。

 4年後、九州共立大に進学した大瀬良は最速153キロを誇る大学No・1右腕に成長した。迎えたドラフト。野村監督が昨年1位抽選で連敗したためクジ引きを固辞し、田村スカウトは松田元オーナーから「おまえがずっと見てきた。おまえで外れたら納得だ」と直々に指名された。担当スカウトが抽選に参加するのは極めて異例。大瀬良にも情熱は伝わり「たいしたピッチャーじゃない高3の頃から熱心に見てくれていた。田村さんのその思いが、僕を獲ってくれたのだと思う」と喜んだ。

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