記念すべき6球…田沢「投げさせてもらったことに感謝」

[ 2013年10月24日 12:55 ]

カージナルス戦の8回2死から登板し、ジェイを見逃し三振に仕留めガッツポーズするレッドソックス・田沢

ワールドシリーズ レッドソックス8―1カージナルス

(10月23日 ボストン)
 レッドソックスの田沢がワールドシリーズデビューを果たした。

 7―0で迎えた8回2死走者なしから2番手としてマウンドへ。初球に151キロの速球を投じてファウルさせると、カウント2ボール2ストライクからの6球目となった153キロの速球が低めに決まり、ジェイを見逃し三振に仕留めた。続く9回はマウンドを譲り、記念すべき初登板の投球内容は1/3回で6球を投げ、打者1人から1奪三振だった。

 登板のなかった先輩の上原より先にワールドシリーズデビューを果たした田沢は試合後、「ああいった点数(大量リード)でしたが、投げさせてもらったことに感謝したいです」と話し、レギュラーシーズンとの緊張感の違いについて問われると「若干、緊張感は違いましたが、いつも低めに投げることを考えてマウンドに行くので、いつもとそんなに変わらなかった。ストライクが入って良かった」と冷静に振り返った。

 上々の滑り出しを見せたことで、あす以降も登板する可能性は十分ある。一息ついた田沢は「きょうはもう終わったので、あしたに向けてしっかり準備して、またチームに貢献できるようにしたい」と力強く話した。

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