国学院大・杉浦 トップタイ5勝目 ドラフト前に最後のアピール

[ 2013年10月24日 06:00 ]

<国学院大・中大>力投する国学院大・杉浦

東都大学野球第7週第1日 国学院大7―1中大

(10月23日 神宮)
 1回戦を行い、国学院大が7―1で中大を破り先勝した。国学院大は、24日のプロ野球ドラフト会議で上位指名が期待される杉浦稔大投手(4年)が5回5安打1失点。最速147キロの直球主体で押し、リーグトップに並ぶ5勝目を挙げた。未消化分の第2週の3回戦も行われ、青学大が延長10回3―2で駒大にサヨナラ勝ち。勝ち点を2とし、1部残留を決めた。

 <国学院大>プロ注目の杉浦がドラフト前日の登板を勝利で飾った。初回2死満塁のピンチも、中大・二十八(つちや)を外角の147キロ直球で空振り三振に斬るなど、威力のある球を投げ込んだ。リーグトップに並ぶ5勝目となったが、今季は防御率3・48と決して納得のいく成績は残せなかった。それでも、戦国・東都でもまれた右腕は「充実した4年間で人間的にも成長できた。(きょうは)今季の中では良かった方。納得のいく球が何球か投げられた」と笑顔。ドラフト会議を迎える心境を問われると、「運命に任せる。指名していただいた球団にいこうと思っています」と話した。

 ▼中大・島袋(1回1/3を4安打3失点で降板)しっかりもう一度調整してやっていきたい。

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2013年10月24日のニュース