パ満場一致 セは巨人の西村―阿部が高評価も

[ 2013年10月24日 06:00 ]

白熱した議論を交わす(左から)槙原氏、吉村氏、大野氏、有藤氏、張本氏

スポニチ制定「2013年度プロ野球最優秀バッテリー賞」

 【選考過程】

 パは選考委員10人が満場一致で楽天の田中―嶋を選出した。開幕から無傷の24連勝、防御率1・27という圧倒的な内容に槇原氏が「開幕24連勝は今後100年破られないだろう凄い記録」と絶賛すれば、吉村氏も「打者の視線からすれば、パの5球団が一度も攻略できなかったということ」と称賛。張本氏が「パの5球団は“大喝”だ」と苦言を呈した中、嶋とともに球団初Vに貢献したことも評価され、異論を挟む余地はなかった。

 一方のセは広島の前田健―石原か、巨人の西村―阿部かで激論が交わされた。大野氏は「抑え経験者として西村も評価に値すると思うが、前田は1年通じて投げ、防御率のタイトルも獲った」と主張。有藤氏も「広島の16年ぶりAクラスに貢献した」と前田健―石原を推した。これに対し、張本氏が「やはり優勝チームから選びたい。西村は優勝のプレッシャーの中で42セーブ、防御率1点台(1・13)は立派。捕手の阿部の成績も重視したい」と西村―阿部を高く評価した。東尾委員が同じ巨人の菅野―阿部を挙げたが、最終的に5対4で球団初のCS進出へ大きく貢献した前田健―石原に決定した。

 ▽最優秀バッテリー賞 投手だけではなく、縁の下の力持ちともいえる捕手にもスポットを当てて球界最高の「バッテリー」を表彰する。投手は先発、救援で1年間を通じて活躍したことを最低条件とし、先発は10勝、リリーフは30セーブが目安。捕手はリード面や盗塁阻止率などを基準に選考される。今年で23回目。91年の第1回受賞者はセ・リーグが西村―古田(ヤクルト)、パ・リーグが工藤―伊東(西武)だった。

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