展開次第でマー君 中4日で22日登板も CS突破最優先

[ 2013年10月21日 06:00 ]

天を指差す田中

パ・リーグ クライマックスシリーズ 楽天-ロッテ

(10月21日 Kスタ宮城)
 パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(6試合制)第4戦は20日、雨天のために中止となった。アドバンテージによる1勝を含め3勝1敗の楽天は、21日に勝つか引き分ければ日本シリーズ進出が決まるが、負ければ22日に中4日でエースの田中将大投手(24)が先発する可能性が高い。チームにとっては26日の日本シリーズ初戦にエースを投入することが理想だが、田中はまずCS突破に全力を注ぐ。

 決して油断はしない。Kスタ宮城の選手駐車場で歩みを止めた田中は「最後の一つを勝つまで分からない。勝った方が強いんです。自分は(次回登板に)合わせるだけ」と言って表情を引き締めた。

 今ステージは17日の初戦に先発して見事に完封勝利。前夜は3年目右腕の美馬がプロ初完封を飾り、アドバンテージの1勝も含めて3勝1敗として日本シリーズ進出に王手をかけた。一気にCS突破を決めたかったこの日は雨天中止。絶対的に有利な状況に変わりはないが、ロッテは今季と同じく3位だった10年にソフトバンクと対戦した同ステージで、1勝3敗から3連勝した実績がある。「相手には3連勝の実績があるし、有利だとは思わない」と語気を強めた。

 この日の雨天中止は選手の疲労回復に役立つ一方で、歓迎できない一面もある。田中の次回登板は中4日で22日となる見込み。だが、理想はそれ以前にCS突破を決め、日本シリーズ初戦となる26日の巨人戦(Kスタ宮城)に万全の状態で先発すること。本来ならば20、21日の2試合のうち1試合を勝てば田中を日本シリーズ初戦に回せたが、この日の試合が雨天中止となったことで、田中を「温存」するためには21日に勝つか引き分けるしかなくなった。

 佐藤投手コーチは田中の今後の登板について「先のことは分からない」と話したが「ここで勝負を決めないといけない」とまずはCS突破を最優先に掲げる。田中も「しっかり相手に向かっていく」と受けて立つのではなく、一貫して挑戦者の姿勢を崩していない。あと一つ。田中は全ての可能性を頭に入れ、準備する。

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