大竹 28日にも球団側と残留交渉へ「しっかり考えたい」

[ 2013年10月20日 06:00 ]

宿舎を後にする大竹

 国内フリーエージェント(FA)権を今季初取得した広島・大竹寛投手(30)はクライマックスシリーズ敗退から一夜明けた19日、熟考の姿勢を強調し、早ければ秋季練習の始まる28日にも球団側と残留交渉を持つ見通しを示した。

 2年連続4度目の2ケタ勝利を挙げ16年ぶりAクラスに貢献。球団はさらなる躍進を期す来季以降の必要戦力として慰留に努める方針で今後の動向が注目される。

 終戦翌日、都内の宿舎を出た大竹は率直な心境を明かした。「正直なところシーズンを戦っている時はFA権について真剣に考える余裕はなかった。フラットとか、そういうことでもない。いま言えることは本当にない。終わったばかりで難しい。休みを取りながら、しっかり考えたい」。球団との話し合いについては「鈴木さん(球団本部長)からは“休み明けに話をしよう”と言ってもらっている」と説明。チームの再集合日まで10日間弱、熟考に入った。

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