右肘ギプス固定のまま 中日・井端がナゴヤ球場でリハビリ

[ 2013年10月19日 06:00 ]

 落合竜の看板だった名手が、背水の覚悟で来季に臨む。12日に「右肘関節形成術および尺骨神経移行術」を行った中日・井端が18日、ナゴヤ球場でリハビリを開始した。

 右肘をギプス固定し、包帯をグルグル巻きにした痛々しい姿ながら、来春のキャンプインからフル回転することを誓った。

 「完ぺきにするだけ。(落合GM、谷繁兼任監督の新体制に)それは関係ない」

 短い言葉に決意の強さがにじみ出た。4日には「右足関節の骨棘(こっきょく)除去と関節内遊離体除去」手術を受けたばかり。今季は満身創痍(そうい)で戦ってきたが、もう一度、輝きを取り戻すために短期間で2度の手術に踏み切った。キャッチボール再開まで通常2、3カ月必要で、春季キャンプが始まる2月1日にはギリギリ間に合うか。だが、監督時代に徹底的に鍛え上げられた落合GMが復帰する来季、再び定位置獲りに挑む。

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2013年10月19日のニュース