阪神 掛布氏に打撃アドバイザー要請へ 既に打診し本人前向き

[ 2013年10月14日 06:00 ]

阪神OBの掛布氏

 阪神が打撃不振の解消へ向け、OBの掛布雅之氏(58)に打撃アドバイザー役への就任を要請する方針を固めたことが13日、分かった。複数の球団関係者が明らかにした。

 関係者によると、既に本人には来季26年ぶりの古巣復帰を打診し、受諾に前向きな感触を得ている。指導対象や期間など詳細は今後本人との交渉で詰めるという。順調なら、高知県安芸市で行われる秋季キャンプから指導に当たる見通しだ。

 掛布氏は現役時代、本塁打王に3度輝き85年の日本一に4番打者として貢献。チーム一筋に15年間プレーし、「ミスター・タイガース」と呼ばれた。88年の引退後は評論家として活動。これまで監督、コーチ経験はないが、04年に楽天が新規参入した際、監督候補として名前が挙がったこともある。中村勝広GMはオリックス監督時代の06年に臨時コーチとして春季キャンプに招くなど評価していた。

 阪神は今季、メジャーから国内復帰した福留と西岡を補強したが、リーグ最少の82本塁打にとどまるなど特に終盤極度の貧打に陥り、レギュラーシーズン2位と8年連続でリーグ優勝を逃した。広島とのCSファーストSでも打線が低調で2連敗。11年ドラフト1位で入団した伊藤隼ら若手も伸び悩み、育成でも掛布氏の手腕に期待している。

 同日、水谷実雄チーフ打撃コーチ(65)が今季限りで退任することも分かった。

 ◆掛布 雅之(かけふ・まさゆき)1955年(昭30)5月9日、千葉県生まれの58歳。習志野では2年夏に甲子園出場。73年ドラフト6位で阪神入り。79、82、84年と3度の本塁打王。82年は打点王との2冠。85年には4番としてチームを初の日本一に導き、88年の現役引退までチーム一筋でプレーし「ミスター・タイガース」と呼ばれた。通算成績は1625試合で1656安打の打率.292、349本塁打、1019打点。右投げ左打ち。

続きを表示

この記事のフォト

「第91回(2019年)選抜高等学校野球大会」特集記事

「稲村亜美」特集記事

2013年10月14日のニュース