上原世界一へアクセル全開宣言 タイガース打線封じ自信

[ 2013年10月13日 06:00 ]

ブルペンで投球練習をするレッドソックス・上原

 レッドソックスの上原浩治投手(38)が、アクセル全開で世界一を誓った。12日(日本時間13日午前9時00分開始)から始まるタイガースとのア・リーグ優勝決定シリーズ。ワールドシリーズを含め、最大で14試合を控えて「ガソリンがどれぐらい残っているか分からないけど、ガス欠になるまでは踏みっぱなしでいいんじゃないですか」と闘志を燃やした。

 相手は3年連続首位打者カブレラを筆頭に両リーグ最高の打率・283を誇る強力打線。上原も「カブレラ以外にもいい選手がいっぱいいる。どの選手も同等に考えないと」と警戒した。タ軍とはレンジャーズ時代の11年に同シリーズでカブレラらに2本塁打を喫したが、今季は2試合計2回を完全投球。カブレラを含め3三振を奪い「(心技体)全部違うと思っている」と自信をみせた。

 タ軍も守護神・上原への警戒を強めている。02年の日米野球から対戦経験がある2番ハンターが「日本のロジャー・クレメンス。体感速度100マイル(約161キロ)の直球を投げる」と評せば、カブレラも「簡単には打てない」と話した。

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2013年10月13日のニュース