巨人 競争歓迎!CSへ打線の2、8番は“日替わり”

[ 2013年10月7日 06:00 ]

 巨人・原辰徳監督(55)が6日、クライマックスシリーズ・ファイナルステージ(16日開幕、東京ドーム)を日替わりオーダーで臨む考えを示した。この日、打線のカギとなる2番打者の起用に言及し、「1、3、4、5、6、7番…とだいたい決まっている。動くのは2、8番。そこは状態や相手も見極めてね」と明かした。

 CSファイナルSまで、実戦は3試合。8日のレギュラーシーズン最終・ヤクルト戦(東京ドーム)と、12日からのフェニックス・リーグ(宮崎)での2試合では、その見極めが重要課題となる。2、8番以外は主力を起用し、左脇腹を痛めたロペスも12日から実戦復帰させる見込み。主力には「慎之助(阿部)クラスや由伸(高橋)、この辺になると調整という感覚でいい」と話しており、最後の宿題が2番だ。

 今季は12人もの選手を2番に起用したが固定できなかった。候補は外野手の橋本、亀井、松本哲、二塁手の寺内、脇谷、立岡ら。左膝じん帯損傷で離脱中の中井も2軍で実戦復帰しており、可能性を残す。

 CS本番を迎えてからも2軍との入れ替えには機動性を持たせる方針。カギを固定せず、競争というチーム力を日本一連覇への後押しにする。

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2013年10月7日のニュース