アストライア7度目V、通算勝率トップに ティアラC愛知豊橋大会

[ 2013年10月6日 18:53 ]

アストライア7度目の優勝の瞬間

 女子プロ野球のティアラカップ愛知豊橋大会は6日、豊橋市民球場で決勝が行われ、アストライアが2―1でディオーネを下し、7度目の優勝を飾った。今季通算勝率でフローラを上回り、首位に返り咲いた。決勝に先立つ3位決定戦はフローラがレイアに5―1で快勝した。

 決勝は1点を追うアストライアが4回無死三塁から5番川保の中犠飛で追いつき、なおも1死一塁とし7番奥田が左越え二塁打で勝ち越した。先発の渚は7回途中まで粘り1失点で今季9勝目。最後は新守護神の中島が締めて優勝を手にした。

 3位決定戦はフローラが2回までに4点を奪い、序盤で勝負を決めた。3番三浦が2安打2打点、先発の中川が5回1失点で今季4勝目を挙げ、愛知出身の2人が投打でチームを引っ張った。

 ▼アストライア・片平監督 しんどいゲームでした。勝つって難しいですがよかったです。渚も粘りのピッチングを見せてくれた。中島も最後を締めてくれて、それぞれが役割を果たしてくれた。(奥田の決勝適時打について)日頃からよく練習をしている。いぶし銀というかね、練習している子は大事なところで打ってくれますよ。残り1大会、これからが本当の勝負。一丸となって次も優勝を目指します。

 ▼フローラ・三浦 きのう(5日)は打てずにチームに迷惑をかけた。その悔しさを全打席にぶつけました。みんながチャンスで回してくれたので、3番としての責任を果たせてよかった。愛知では2年ぶりの試合になりましたが、皆さんの声援が本当に力になりました。

 ▼フローラ・中川 地元で勝てたことが本当にうれしい。後輩たちの前でいいピッチングができたのでよかったですし、皆さんの声援が、もっと頑張ろうと背中を押してくれました。

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