小野&薮田 涙、涙の引退セレモニー

[ 2013年10月6日 17:59 ]

 ロッテの今季本拠地最終戦となったオリックスとの試合後、今季限りで現役を引退する小野晋吾(38)、薮田安彦(40)両投手の引退セレモニーが行われた。

 伊東監督らの最終戦セレモニー後、苦楽をともにしたチームメートたちがそれぞれ守備位置につき、マウンドにはまず小野が登場。打席に立った同期入団の福浦に対してストライク、ファウル、空振りと3球を投げると、福浦や捕手を務めた里崎と次々に抱き合った。

 そして、「小野に代わりまして、薮田」という場内アナウンスに続いて、リリーフカーに乗った薮田がマウンドへ。痛めている右肩をかばう痛々しいフォームながら、打席に入ったサブローに対して空振り、ストライク、空振りと予定の1球を超える3球を投げ込んだ。

 その後、2人はマイクの前に立ち、最後のあいさつ。薮田は両親、妻子らへの感謝に続いて「ボビー・バレンタインという人に出会い、自分の力を引き出してもらった。本当にボビーには感謝の気持ちでいっぱいです」と元監督に感謝。「たくさんの薮田コールをしていただいたこと、一生忘れません!」とファンに言葉を贈ると「寂しい気持ちはありますが、悔いはありません」と言い切った。

 日曜日の登板が多く、勝率も高かったことから“サンデー晋吾”の異名も取った小野は挨拶の冒頭で「今季ここで投げられなかったこと、1軍の戦力になれなかったことが非常に悔しいです」と素直な心境を吐露。「でも、自分自身、精いっぱい…」というと言葉につまり、目には熱いものが…。その後も何度も言葉を詰まらせ、何度も顔を手でぬぐった。

 両投手とも自身の子どもから花束を受け取ると涙を浮かべ、続いて、仲間の手で何度も宙に舞った。そして、最後は大きな声援の待つ場内を一周。“最後の仕事”をやり終え、思い出の詰まったスタジアムを去った。

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