野村監督 日本シリーズ進出宣言「マツダスタジアムに帰ってきたい」

[ 2013年10月6日 17:40 ]

セ・リーグ 広島4―5ヤクルト

(10月6日 マツダ)
 広島は今季最終戦に敗れ、69勝72敗3分け。1996年の71勝以来17年ぶりとなる70勝大台はならなかった。

 先発・前田健が初回、2010年7月30日の巨人戦で代打・エドガーに打たれて以来自身2度目の満塁弾を浴びるなど、いきなり5失点。打線が6、7回と2点ずつを返して粘ったが、及ばなかった。

 マエケンはハーラートップのヤクルト・小川に並ぶ自己最多16勝目はならず。6回5失点(自責点4)で防御率2・10。球団としては1988、89年の大野豊氏(スポニチ本紙評論家)以来24年ぶりとなる2年連続防御率1点台の快挙も逃した。試合前の時点で、対ヤクルトの防御率は4・26。セ5球団の中でワーストと苦手にしていた。

 試合後、野村監督があいさつ。「チームとして本当に時間はかかりましたが、初めてCSに進出します。後半の勢いにそのままに、目いっぱい戦ってきたいと思います」と12日から敵地・甲子園で行われる阪神とのCSファーストステージへ抱負。「そして、苦しい時もつらい時も声援を送っていただいた、このマツダスタジアムに必ず帰ってきたいと思います」と日本シリーズ進出を宣言した。

 ヤクルトはルーキー・小川の単独最多勝が確定。新人の最多勝は99年の巨人・上原浩治と西武・松坂大輔以来となる。

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2013年10月6日のニュース