マエケン 最多勝&防御率1点台ならず…初回いきなり満塁被弾

[ 2013年10月6日 16:05 ]

<広・ヤ>初回、まさかの5失点に苦しい表情をみせる広島・前田健

セ・リーグ 広島―ヤクルト

(10月6日 マツダ)
 広島・前田健は最多勝のタイトルと2年連続防御率1点台を懸け、チームの今季最終戦に先発。初回いきなり5失点を許すなど、6回5失点でリードされたまま降板。2つの“目標”は夢に終わった。

 ハーラートップのヤクルト・小川に追いつく自己最多16勝目は、初回から厳しくなった。先頭・上田から連打を浴び、自らのけん制悪送球も絡み、1死一、三塁。ユウイチに先制適時打を中前へ運ばれた。その後、2死満塁とされ、山田に左越えグランドスラム。いきなり劣勢に立たされた。

 球団としては1988、89年の大野豊氏(スポニチ本紙評論家)以来となる2年連続防御率1点台の快挙も狙ったが、条件は6回1/3を投げ、自責点2以下だった。

 2回以降はゼロに抑えたものの、2、3回と連打を浴びるなど、CSへ向け、やや不安の残る内容となった。

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2013年10月6日のニュース