パ軍新人右腕 161キロ連発タイ勝 大学時代は佑ちゃんと投げ合い

[ 2013年10月6日 06:00 ]

<カージナルス・パイレーツ>6回1失点と好投したコール

ナ・リーグ地区シリーズ第2戦 パイレーツ7―1カージナルス

(10月4日 セントルイス)
 パイレーツの新人右腕コールがシリーズ初勝利をもたらした。6回86球を投げ、2安打1失点。6回には100マイル(約161キロ)を4度記録し「自分を信じて投げた。もう1イニング行くと思った」と余裕の表情を浮かべた。

 高校卒業時の08年にヤンキースのドラフト1巡目指名(全体28番目)を蹴り、11年の全体1位指名でパ軍入り。大学時代には米国代表として来日し、2学年上の早大・斎藤(現日本ハム)と投げ合った。今年6月にメジャーに昇格すると10勝を挙げ、21年ぶりのプレーオフ進出の原動力に。9月9日レンジャーズ戦では1―0でダルビッシュにも投げ勝っている。

 大舞台での勝利にも喜びを爆発させる様子はない。23歳の剛腕は「試合前は物凄く緊張したが、いつものこと。何も慌てなかった」と頼もしかった。

 ▼カージナルス・モリーナ(5回にコールからソロ本塁打を放ち唯一の得点)いい投手なのは知っていたから驚きはない。

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2013年10月6日のニュース