Aロッドが反撃 “名誉棄損”でMLB提訴「不当な魔女狩り」

[ 2013年10月6日 06:00 ]

損害賠償を求めて提訴したヤンキースのロドリゲス

 薬物規定違反により、大リーグ機構から211試合の出場停止処分を科されたヤンキースのアレックス・ロドリゲス内野手(38)が反撃に出た。「不当な魔女狩り」に名誉を傷つけられたとして、3日夜に同機構とバド・セリグ・コミッショナー(79)に損害賠償を求めて提訴した。

 ロドリゲス側は、同機構が関係者に金銭を渡すなど不適切な調査を行ったと非難。薬物使用の有無には言及せず、ロドリゲスは「潔白を証明し、権利を守るためにやるべきことをやっている」との談話を出した。大リーグ機構は「訴状の主張は何一つ事実と結びついていない」などと完全否定する声明を発表した。

 ロドリゲス側は、4日夜には、今季の長期離脱を招いた左股関節の故障についての告知が不十分だったとし、ヤ軍のチームドクターを提訴。希代の強打者をめぐる場外戦は泥沼の様相だ。

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2013年10月6日のニュース