宮本「2番・遊撃」で引退試合 フル出場5の0 最後の打席は左飛

[ 2013年10月4日 21:52 ]

<ヤ・神>8回2死 宮本は遊ゴロに倒れる

セ・リーグ ヤクルト2―3阪神

(10月4日 神宮)
 ヤクルト・宮本慎也内野手(42)の引退試合が4日、神宮の阪神戦で行われた。

 始球式には長男・恭佑君(7)が投手、宮本が打席に入り、マウンドの前から見事なストライクを決めた。その後、試合前のセレモニーとして宮本ファミリーが勢ぞろいして記念撮影が行われた。

 この日宮本は「2番・遊撃」で先発出場、19年にわたるプロ生活に別れを告げた。初回の第1打席は空振り三振、3回の第2打席は遊ゴロ、6回の第3打席は進塁打となる一ゴロ、8回の第4打席は遊ゴロ、延長11回の第5打席は左飛だった。

 宮本は8月26日に今季限りでの引退を表明。大阪・PL学園高から同大、プリンスホテルを経て1995年にドラフト2位で入団し、ヤクルト一筋でプレー。2001年にプロ野球記録のシーズン67犠打をマークし、12年には通算2千安打を達成。04年アテネ、08年北京の両五輪では日本代表を主将としてまとめた。

 通算成績は通算2162試合に出場し、2133安打、62本塁打、578打点、408犠打。

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