右脚に力入らない…ダル、8月から腰に異常 2日に注射で治療

[ 2013年10月4日 08:37 ]

 米大リーグ、レンジャーズのダニエルズ・ゼネラルマネジャー(GM)は3日、ダルビッシュ有投手が8月半ばから腰部の神経障害を抱え、右脚に力が入らない状態だったことを明らかにした。

 2日に磁気共鳴画像装置(MRI)による精密検査を受け、椎間板などに問題がなかったため、炎症を抑える注射で対処した。ダルビッシュは一時帰国のため、3日にテキサスを離れた。11月に状態確認のため再渡米する。

 同GMは「これで問題が取り除かれ、来シーズンに向けて百パーセントになることを期待している」と話した。

 ダルビッシュは8月18日のマリナーズ戦以降、9試合で1勝4敗。9月半ばからは直球の割合が大幅に減り、全体的に球速が落ちた。シーズン中に注射などの治療を受けることも検討されたが、本人が先発ローテーションを守ることを希望。球団との話し合いで公表や本格的な治療をシーズン終了まで待ったという。(共同)

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2013年10月4日のニュース