原巨人 新勝利の方程式!救援陣シャッフル「危機管理」

[ 2013年10月2日 06:00 ]

<ヤ・巨>2番手でマウンドに上がったマシソン

セ・リーグ 巨人1―0ヤクルト

(10月1日 神宮)
 1―0勝利。クライマックスシリーズ(CS)、そして日本シリーズを想定した救援陣のシャッフルで接戦を制した巨人・原監督は、手応えをつかんだ面持ちでスタンドのファンに手を振り、クラブハウスへ引き揚げた。

 「危機管理というね。いろんな状況がある訳ですからね」

 連覇の原動力になった盤石の救援陣も、短期決戦に向けて新たな可能性を探った。プロ初先発した阿南を5回で交代させると、早々と6回から必勝リレーを繰り出した。マシソン―沢村―西村―山口を1イニングずつ。西村の後に山口を起用するのは9月17日中日戦(ナゴヤドーム)の3点リードの9回以来だ。延長を除けば今季3度目の起用順の入れ替えだったが、過去2度はいずれもイニング途中だった。昨年は日本ハムとの日本シリーズで西村が調子を崩し、胴上げ投手は山口になった。川口投手総合コーチも「危機管理。左が並べばある」と短期決戦を控えて、ニューバージョンのテストを認めた。

 収穫だったのは沢村だった。7回から3番手で登板。先頭のバレンティンには6球連続直球で挑んだ。フルカウントから152キロの内角高めで空振り三振。「力には力をということです。阿南さんに初勝利がつけられてよかった」という沢村を、首脳陣はCSで救援起用することを決断した。マシソン、山口、西村に沢村を加えれば、先発投手を5回で降ろし、登板間隔を詰めてつぎ込む戦略も可能となる。

 ヤクルト戦は12勝8敗1分けで今季の勝ち越しが決定。長嶋政権下で連覇した76、77年以来、36年ぶりの2年連続リーグ5球団勝ち越しでの連覇となった。短期決戦へ着々と進む準備には原監督の「あくまでも目的は日本一連覇」の執念がにじんだ。

続きを表示

この記事のフォト

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2013年10月2日のニュース