メッセ 13勝目ならず 球審にイラ立ち「怒り もうこりごり」

[ 2013年9月30日 06:00 ]

<中・神>8回2死満塁、代打・大島(左)に適時内野安打を打たれるメッセンジャーは足で打球を止めようとする?

セ・リーグ 阪神2-4中日

(9月29日 ナゴヤD)
 力投も実らなかった。阪神先発のメッセンジャーは8回9安打4失点で自身最多となる13勝目はならなかった。

 「自分のボールは良かったと思う。内野安打で2点取られてね…。そんな感じだね」

 同点で迎えた8回に力尽きた。3四球を献上し、2死満塁と自らピンチを招き代打・大島の放った二遊間への打球を西岡が好捕し一塁へジャンピングスローも、間に合わず。三塁走者だけでなく、二塁走者の生還も許し、痛恨の2点適時内野安打となった。

 この日は立ち上がりから球審の判定にイラ立つ場面が目立った。「ナーバスというか、(審判への)怒りだ。もうこりごりというか、よく分からないよ」。厳しくコースを突いた球をことごとくボールと判定され、試合後は、たまったうっぷんを吐き出したが、すべてはチームの敗戦の責任を背負っている自覚からくるもの。シーズン2位確定にてこずり、沈滞するチーム状況を打破するためにも勝ちたかった。

 黒星を喫したものの、5三振を奪い今季の奪三振数は176となり、リーグ2位の広島・前田健に22個差をつけて独走状態。ともに残り1試合ずつの登板が濃厚で、メッセンジャーの自身初となるタイトル獲得が確定的となった。

 今季はチームの外国人投手では87年のキーオ以来となる開幕投手を務めた。春先は調子が上がらず精彩を欠いていたが、一度もローテーションを外れることなく先発陣の柱としてチームを支えてきた。前半戦は一度も記録していなかった2ケタ奪三振が後半戦だけで4度。尻上がりに「K」を積み重ねてきた背番号54が、大きな勲章を手にしようとしている。

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