桐光学園・松井がプロ志望表明「挑戦する決意を固めました」

[ 2013年9月27日 13:16 ]

記者会見でプロ志望を表明する桐光学園の松井裕樹

 昨夏の全国高校野球選手権大会で1試合22奪三振の新記録をつくった桐光学園(神奈川)の左腕、松井裕樹が27日、川崎市の同校で記者会見し「幼いころからの夢だったプロ野球という舞台に挑戦する決意を固めました。チームの勝利に貢献できる、勝てる投手になりたい」とプロ志望を表明した。

 10月24日のドラフト会議の目玉で、複数球団の1位指名が予想される。「希望の球団はない」と12球団OKの姿勢で、将来的な米大リーグへの挑戦に関しては「日本のプロ野球でまず自分の力を試したい」と述べた。

 松井は150キロに迫る速球と抜群の切れ味を誇るスライダーが武器。ことしの春夏の甲子園大会出場はならなかったが、9月上旬に台湾で開かれた18U(18歳以下)ワールドカップでは日本の準優勝に貢献した。

 ▼桐光学園・野呂雅之監督の話 ストレートと同じ腕の振りでスライダーを投げられる。プロでは制球力がないと通用しない。しっかりと準備をさせて、いいスタートを切らせたい。

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2013年9月27日のニュース