広島OBも歓喜!阪神OBでもある金本氏は「複雑」

[ 2013年9月26日 08:05 ]

解説に臨む山本浩二氏(右)と金本知憲氏

セ・リーグ 広島2-0中日

(9月25日 ナゴヤD)
 初のCS進出の広島OBも喜びのコメントを寄せた。

 ▼広島松田元オーナー 応援してくださっているファンの皆さんに、小さな恩返しができたと喜んでいる。序盤は満足いく戦いができなかったが、キラの加入が大きなきっかけになった。若手を底上げしてくれた新井コーチの存在も大きかったと思う。野村監督の采配も9月になってズバズバはまった。4年間の苦労が報われたと思う。CSでは先のことを考えず、目の前の試合に全力を尽くしてほしい。

 ▼山本浩二元広島監督 キラが途中加入して柱ができたことで、その前後を打つバッター、打線の意識が変わる。それぞれが自分の役割を全うしていると感じる。昨年9月に失速した悔しい思いもあるだろう。野村監督が我慢して起用してきた選手たちも徐々に芽を出すなど、いい部分がたくさん出ている。

 ▼大野豊氏(元広島投手コーチ、スポニチ本紙評論家)昨年失速した9月に、逆に今年は7連勝するなど勢いに乗った。投打で軸になった選手はいるけれども、チーム一丸になれたことが一番の勝因じゃないかな。ベンチ入り25選手で戦い、粘り、諦めず、もっとも苦しい時期を全員で乗り切った。

 ▼佐々岡真司氏(広島OB、スポニチ本紙評論家)前田健、大竹、野村、バリントンの先発投手の4本柱が途中、調子を落としたり、短期の抹消はあったけど、最後はそろって調子を上げてきた。9月の勝負どころでは前田健が中4日でフル回転するなど、ここ一番で心が一つになれた。

 ▼金本知憲氏(広島OB、スポニチ本紙評論家)僕が広島にいた頃は野手はそろっていても投手の数が足りないという状況が続いていました。今は逆に投手力が充実しています。ファーストステージの相手は阪神なので両球団のOBとしては複雑です。

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2013年9月26日のニュース