アストライア６度目Ｖ！“女子プロ界のマー君”大田が開幕１０連勝

３大会連続の優勝を飾ったアストライアの選手

　女子プロ野球のティアラカップ岡山倉敷大会が２１日、倉敷マスカットスタジアムで行われ、アストライアがレイアに大勝し、３大会連続となる６度目の優勝を飾った。

　初回、アストライアは川保の２点適時二塁打で先制すると、打者１０人の攻撃で４点を奪い、３回にも奥田の二塁打を足場に５安打を集め、この回も打者１０人の攻撃で５点を奪う猛攻でリードを広げた。

　投げては先発の大田が５回投げ８安打２失点も１０勝目。楽天の田中は、今季負けなしの２２連勝を挙げているが、こちらもリーグ記録を更新する開幕１０連勝。「今日は先制点をもらったのに、あまり自分のピッチングが出来なかった。(川保のタイムリーは)同じチームで本当に良かったなと心から思いました」と、お立ち台で照れ笑い。片平監督も「選手がよく頑張ってくれていますね」と笑顔を見せた。

　もう１試合、ディオーネとフローラで行われた３位決定戦は、ディオーネが最終回の７回に５点を入れる猛攻を見せ、５―３で逆転勝ち。３番手の中川はプロ初勝利を挙げた。