里崎弾で一本勝ち!ロッテナイン一丸“晋吾さんのために”

[ 2013年9月22日 17:14 ]

<ロ・ソ>3回1死、先制の左越えソロを放ったロッテ・里崎

パ・リーグ ロッテ1―0ソフトバンク

(9月22日 QVCマリン)
 ロッテは3回に里崎が3号ソロ本塁打を放って均衡を破ると、古谷ら4投手のリレーでソフトバンク打線を完封。1―0の試合をものにして2連勝を飾ったが、伊東監督は「僕らも疲れています。明日はもう少し楽に見られる展開をつくってほしい」と苦笑いで振り返った。

 2位を激しく争うソフトバンクとの直接対決。里崎は「大事な時期に1点をもぎ取れて良かった」と殊勲の一発を振り返った。「何も考えずにタイミングを合わせることを考えていた。タイミングが合ったので後は振るだけだった」という左翼席上段へ飛び込む特大の一発で、先発・古谷を援護。その古谷は再三得点圏に走者を出しながらも6回を無失点でしのぎ、「里崎さんのリードに助けられた。勝ち星は野手のお陰でついているだけ」と謙虚な言葉を口にした。

 「晋吾さんのために」。ロッテナインの気持ちはひとつだった。前日、先制打を放ったサブローは「早く順位を決めて(小野)晋吾さんの花道をつくってあげたい」と今季限りでの引退を表明した右腕への思いを口にしていたが、里崎もこの日のお立ち台で「晋吾さんにはお世話になった。引退試合をいい形で迎えられるように頑張りたい」と決意表明。10月6日の本拠地最終戦で最後の“サンデー晋吾”を実現させるべく、それまでに順位とCS進出を確定させるという誓いを新たにしていた。

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2013年9月22日のニュース