楽天・三木谷オーナー 今後の目標は「日本シリーズで勝つこと」

[ 2013年9月20日 14:32 ]

日本外国特派員協会で会見を行った三木谷浩史楽天社長

 「楽天」株式会社の代表取締役会長兼社長でプロ野球楽天のオーナーの三木谷浩史氏(48)が20日、日本外国特派員協会(東京・有楽町)で記者会見を行い、日本経済復活に向けて提言した。

 会見は父で経済学者の三木谷良一氏との共著「競争力」(講談社)の出版を記念して開かれた。三木谷氏は、経済が低迷している理由の一つに企業の経営能力が弱まっていることを挙げ、企業価値を高めていくためには経営者の能力が重要と訴えた。カルロス・ゴーン氏を迎えて業績を回復させた日産を例に、既得権益が根強い経済界に規制緩和などによる大きな変革を求めた。

 また、今後の目標について聞かれると、「日本シリーズで勝つこと」とオーナーを務めるプロ野球楽天に言及する場面も。2020年の開催が決定した東京五輪は「東京のブランド力を高める」と歓迎の意向で、「老朽化したインフラを整備するのに良いきっかけになる」と話した。

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2013年9月20日のニュース