日本ハム・斎藤 2軍戦先発も3回途中9失点KO

[ 2013年9月20日 14:22 ]

イースタン・ロッテ戦で力投する日本ハムの先発・斎藤佑

イースタン・リーグ 日本ハム0―13ロッテ

(9月20日 鎌ケ谷)
 右肩関節唇損傷から完全復帰を目指す日本ハムの斎藤佑樹投手(25)が20日、イースタンリーグのロッテ戦に先発登板したが、2回1/3で打者19人に64球を投げ、7安打9失点で降板した。2回に1三振を奪ったが、制球に苦しみ、5四死球を与えた。

 斎藤は初回、2死から安打と四球で一、二塁のピンチを迎えたが、後続を遊撃へのゴロに仕留めて無失点。まずまずのスタートを切った。

 だが、2回、先頭の6番・高浜から2連続で四死球を与え、1死二、三塁から9番・田村に中犠飛を打たれて先制点を許すと、3回には悪夢が待っていた。

 先頭から連打を浴びて無死一、二塁とし、4番・大松に右翼スタンドへ特大3ランを浴びて0―4。さらに、1死満塁から9番・田村に右前適時打、1番・加藤には押し出し四球を与え、ここで降板。斎藤が塁上に残した満塁の走者も2番手・森内が連続押し出し四球などですべて本塁生還を許した。

 結局、ロッテ打線はこの回だけで9安打を集中して12得点。3回終了時点で0―13という大差のつく試合に、ベンチに下がった斎藤は険しい表情で戦況を見つめた。

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